トレーニングプラン:身体の痛み / 不調の改善
身体の痛み / 不調の改善
肩こりや腰痛に悩まされている
利用者様
60代女性
希望の期間
3ヵ月
目標
日常生活での肩こりと腰痛の改善
ご提案メニュー
①週1回のリフォーマーセッション(70分)
②オンライン指導を用いての週1~2回のホームエクササイズ (15分程度)
③1日の中の空き時間を利用してのウォーキング (20分)
トレーニングプログラム①
体幹部のインナーマッスルを鍛える
慢性的に肩こりや腰痛を抱える人の特徴として、背部の筋肉 (アウターマッスル) を過度に使いすぎている傾向があります。LEASTでは低負荷のゆっくりとした動きの中で弱化しやすい腹筋群 (インナーマッスル) を活性化し、同時に背部をリラックスさせることで過度な緊張を減らし、必要最低限のエネルギーで身体を動かす能力を養います。
このエクササイズは日常生活の中で抑制されているハムストリングス (太腿の裏) やお尻、弱化しやすい腹筋群を活性させる目的で使用します。臀部を少しだけ床から持ち上げ、腹部のインナーマッスルを意識しながら股関節を動かすことで、腰に過度な負担のない身体の動かし方を学習します。リフォーマーを利用することで過度な姿勢の緊張を抑制でき、また膝や腰に力が入ってしまうとキャレッジをうまく操作できないため、お客様自身でエクササイズの能否が理解できます。
トレーニングプログラム②
肩甲骨周囲の可動域を広げ、硬くなった筋肉の血流を促進する
長時間のデスクワークなどで凝り固まった筋肉に対して、日常生活の中では動かさないような大きな可動域でのトレーニングをおこなうことで血流を促し筋肉の緊張を和らげます。リフォーマーを用いて体幹部のインナーマッスルを鍛えながら、肩甲骨周りの柔軟性を高めることができます。
このエクササイズは体幹部や肩甲骨の安定性向上を目的として使用します。手でストラップを持って出来る範囲の大きな可動域で身体を動かすことにより、日常生活では使っていない部位の筋肉が活性し、肩甲骨や肩回りの凝りを改善します。また動作中は腹筋や僧帽筋、上腕三頭筋、前鋸筋を適切なタイミングで協調させて動かす能力が求められるため、巻き肩や反り腰などの姿勢改善にも効果的なエクササイズです。
食事プログラム
糖分や脂質の摂りすぎで起こる肩こりや腰痛を予防する
精製された糖分や脂質の過剰摂取は腸内環境の悪化や脂肪肝、過度な免疫応答 (アレルギー反応) による慢性炎症を引き起こし、腰痛や肩こりの原因にもなります。また食事の内容だけでなく摂取のタイミングや食べる順番、食べ合わせによっても身体への影響は異なるため適切な食生活を実践することで腰痛や肩こりを予防します。
朝食
・全粒粉のパン ・ゆで卵2個 ・トマトとアボカドのサラダ ・低糖質ヨーグルト
昼食
・白ご飯 ・鶏もも肉とブロッコリーの蒸し煮 ・わかめスープ ・もやしナムル
夕食
・玄米ご飯 ・白身魚の南蛮漬け ・白菜キムチ
生活習慣プログラム
副交感神経を活性化し、神経バランスの乱れから起こる痛みや不調を改善する。
慢性的な睡眠不足や社会的ストレスによる自律神経バランスの乱れが身体に大きな影響を引き起こすため、日々の生活・行動習慣を改善し副交感神経を活性させることで慢性的な痛みに対する耐性能力を養います。
- ・朝日を浴びる
- ・入浴時はぬるま湯に浸かる (20分程度)
- ・就寝前にお腹を温める